ボナンザは将棋が強いですが渡辺明と対局した時はなぜノートパソコンだったのでしょうか?ハイスペックPCだとどれくらいの強さになりますか?
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ノートパソコンは、表示や入力用なのでは?
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>渡辺明と対局した時
2007年3月21日の対局のマシンは
普通の市販PCではなく、
ラックマウントサーバーです。
対局に使用されるマシンはリアルコンピュ-ティング株式会社の
ご厚意により貸与されたものです。
製品名: RC Server Calm2000 Clovertown Edition, RealComputing, Inc.
ケース: 2U静音水冷式ラックマウントケース
CPU: Intel Xeon X5355 2.66GHz 8M FSB1333 FC-LGA6 Clovertown x2 (8core)
M/B: Supermicro X7DBE 'RC Special
Memory: 8GB (1GB PC2-5300 ECC REG FB-DIMMx8)
HDD: 160GB 7200rpm/8MB/S-ATA
OS: Windows x64 Edition
http://www.magnolia.co.jp/products/game/bonanza/2_1_commercialediti...
これは、最近のコンピュータ将棋選手権
でよく使われている
Mac Pro
Xeon X5482, 3.2GHz x2 (8core)
と比べると
大体83%の性能です(2.66GHz/3.2GHz)
同じCPU系列の場合
動作周波数とほぼ比例します。
CPU速度が2倍で約レーティングが70点違うというのが
チェスでは認められていますし、将棋もそれに近いことから
2009年のマシンと2007年のマシンでは
((3.2/2.66)^-1)*70≒14点
くらいしか違いがありません。
対局当時でも将棋倶楽部24換算で
2800点超と推定されています。
http://mtmt-blog.com/2007/03/supersonic.html
ただし、この対局で使用されたバージョンは
Bonanza v2.1です。
現在はBonanza v4.1.2ですのでプログラムの進化の分の違いがあります。
ボナンザが
第16回コンピュータ将棋選手権で初優勝した時が
(あの赤いUSB扇風機を廻した時)
ノートPCであったため
Bonanza CoreDuo T2600 2.16GHz (2core)
http://www.computer-shogi.org/wcsc16/team.html
印象が強いのでしょうが
最近はMac Proで参加しています。
保木邦仁 Bonanza Xeon X5482 3.2GHz×2 (8core)
http://www.computer-shogi.org/wcsc18/team.html
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情報が間違っていませんか?
私が当時のニュースを確認した時には、水冷式(当然デスクトップ)の当時としては最高スペックと言って良いレベルのマシンだった筈ですが・・・。(詳細スペックまでは判らない事、ご了承下さい)
加えるなら、一般公開しているものと違い、ソフトの方もスペシャルチューンされた強化版だった筈です。
PCのパフォーマンスによる強さについてですが、今年開催されたコンピューター将棋大会では、複数台のマシンを連結させ並列演算処理を行ったソフトがあった筈です。(確か"ボナンザメソッド"も導入していたと思います)そのマシンでも優勝したソフトには敵いませんでした。(ボナンザも下位に沈みました)
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今のボナンザは、ハイスペックPCじゃなくても
将棋倶楽部24のレートで最高2900以上行ってるのではないかと思いますが。
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