渡辺竜王と将棋ソフトの対戦は、どのくらいの差でソフト側が負けたのですか?僅差ですか?かなり追い込まれたとのことですが本当ですか?あとボナンザはyahoo将棋でどのクラスですか?教えてください。
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少なくとも圧勝ではなかったようです。
中盤はボナンザが「指しやすい」、という形勢だったようです。
中盤ボナンザに「味の悪い手(6四歩)」が出て竜王が攻勢に出、竜王が攻めきるかボナンザが受けきるか、という展開になり、ボナンザが攻め合いを選んで(2四歩)それが敗着となったそうです。もう一つの有力手であった受ける手(2七香)を選んでいたら、竜王には自分の負ける道も見えていたそうですが、ボナンザはその手を最終的に選べなかったそうです。
以上は先週あたりにNHK衛星の特番で放送されていました。最終盤の竜王の3九龍はもちろん鋭い「決め手」したが、あの時点は既に竜王余裕の読み切りだったようで、勝負どころは2四歩のところだったそうです。
Yahoo将棋でボナンザは?Yahoo将棋にどの程度強い人が参加するかによるでしょうが、ボナンザは既にアマチュアトップクラスです。アマの全国大会でもある程度は勝ち進みます。竜王との対局ヴァージョンのボナンザなら、それに勝てる人は世界中でせいぜい「何百人」ほどしかいないと思いますよ。
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中盤ではボナンザが優勢になる手順(構想)があったのですが、自分の玉の安全度を上げるという大局観(局面の評価)ができなかったようで、攻めの手順を選んでしまったようです。なおプロであれば人目の手順だったと思います。でも仮にその手順をボナンザが選んだとしても、そこからプロに勝つにはまだ相当の紆余曲折を経る感じがします。攻めは玉を詰ませるという目標がハッキリしているのでソフトも得意とするところですが、プロの受けの技術には依然として及ばないようです。
最後は竜王側の王様を詰めろ(手番が渡ると詰む状態)にすることが精一杯の局面だったので、勝負としては大差であったというのがプロの解釈です。プロは次回開催を目論んでか、リップサービスとして危なかった、次は危ないかもと言っているようですがwちなみに渡辺竜王と対戦したバージョンは、プログラミングを向上させた特別エディションだったということです。
ヤフーゲームでの実力ですが、今ダウンロードできるものでも間違いなくレーティング2100オーバー(赤いマーク)になると思われます。(アマチュアレベルで言うと都道府県代表クラスです。でもアマトップクラスにはまだ通用しません。)
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現地で観戦していましたが、渡辺竜王が勝ちを決めた一手「△3九竜」を、解説の木村一基七段(当時)は全く気づきませんでした。
つまり、あの局面に限って言えば、木村七段だったらどうなっていたかわからない・・・あるいは・・・というレベルといえます。
対局後に渡辺竜王も記者会見で「もう何回かやればどうなるか分からない」とはっきり発言していました。
yahoo将棋のレベルは良く分かりませんが、殆ど「無敵」でしょう。
追記・・・先に結果を知っている人は好きなことが言えますね。(笑)戦ったのは竜王であって、二流三流のプロではありません。それに、対局後に何のプレッシャーもない大勢のプロがよってたかって出した結論に、あまり意味はありません。ほんの一時でも「竜王を苦しめた」のです。一度も苦しめずに竜王に負けたプロは山ほどいます。それを考えれば、ボナンザが「追い詰めた」のは事実です。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1411095634
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BS-2でやっていた番組見ました
終盤の場面で、渡辺竜王は自分が負けてしまう手が見えてしまった・・・・ような話が出てました
(コンピュータが最善手をさせば、渡辺竜王が負けていた)
そういう意味ではかなり追い込まれた、というのは正しいです
最終的には渡辺竜王の一手勝ちになりましたが、かなりきわどかったというのが私の感想です
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