2012年3月28日水曜日

第4回朝日杯将棋オープン戦で木村一基八段が準決勝で渡辺明竜王、決勝で羽生善治...

第4回朝日杯将棋オープン戦で木村一基八段が準決勝で渡辺明竜王、決勝で羽生善治三冠(名人、王座、棋聖)を下し優勝しました。




同じ日に竜王と名人に公式戦で勝った例は初めてでしょうか?



A級順位戦は残留できると思いますか?




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自分が調べた限りは初めてだと思います。



前提条件として一日に2局以上指す機会が少ない。

現状でその機会がある棋戦は朝日杯以外では

NHK杯(予選)と棋聖戦(一次予選)。

しかし、この2つの棋戦は「タイトル保持者は予選免除」なので、

この棋戦で「1日で竜王と名人に連勝」は不可能。

つまり、実現できる可能性のある棋戦は朝日杯しかない。



…で、過去4回の朝日杯決勝トーナメントを見返すと

(タイトルホルダーは決勝トーナメントから登場のため予選は無関係)、

「1日に竜王と名人を連破」した棋士は木村一基八段しかいませんでした。



「タイトルホルダー」まで条件を広げると、

第1回の優勝者行方尚史八段が決勝1回戦で深浦康市王位、

2回戦で佐藤康光二冠(棋王・棋聖)と「1日に連破」しています

(2007年12月23日)。



A級残留は…

勝てば残留・負ければ陥落という実にわかりやすい(?)状況。

…朝日杯優勝の勢いでそのまま勝って残留できそうな予感(笑)。

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