第4回朝日杯将棋オープン戦で木村一基八段が準決勝で渡辺明竜王、決勝で羽生善治三冠(名人、王座、棋聖)を下し優勝しました。
同じ日に竜王と名人に公式戦で勝った例は初めてでしょうか?
A級順位戦は残留できると思いますか?
|||
自分が調べた限りは初めてだと思います。
前提条件として一日に2局以上指す機会が少ない。
現状でその機会がある棋戦は朝日杯以外では
NHK杯(予選)と棋聖戦(一次予選)。
しかし、この2つの棋戦は「タイトル保持者は予選免除」なので、
この棋戦で「1日で竜王と名人に連勝」は不可能。
つまり、実現できる可能性のある棋戦は朝日杯しかない。
…で、過去4回の朝日杯決勝トーナメントを見返すと
(タイトルホルダーは決勝トーナメントから登場のため予選は無関係)、
「1日に竜王と名人を連破」した棋士は木村一基八段しかいませんでした。
「タイトルホルダー」まで条件を広げると、
第1回の優勝者行方尚史八段が決勝1回戦で深浦康市王位、
2回戦で佐藤康光二冠(棋王・棋聖)と「1日に連破」しています
(2007年12月23日)。
A級残留は…
勝てば残留・負ければ陥落という実にわかりやすい(?)状況。
…朝日杯優勝の勢いでそのまま勝って残留できそうな予感(笑)。
0 件のコメント:
コメントを投稿