将棋:ゴキゲン中飛車対58金型超急戦の局面について
将棋:ゴキゲン中飛車対58金型超急戦の局面について
1.下記局面▲13竜とした局面です。(棋王戦第2局、久保棋王対渡辺竜王の一戦)
これで先手有利ならゴキゲン中飛車は廃れると久保棋王の感想にありました。
後手の対応としては△22銀、△71桂、△55飛車、△72銀などがありますが、いずれも先手有利です。(激指し10を購入して、検討モード六段+++で調査しました。私のノートは糞スペックなのでめちゃめちゃ時間かかりましたが(汗))
これはゴキゲン中飛車党にとってはちょっとした事件です。(私はゴキゲン中飛車党ではありません(一応矢倉党です)、私自身の将棋のテーマが力戦、乱戦、主導権を譲らない(攻め将棋)、怯まない(根性を出す、ツッパリ通す。)場合にこの戦法を採用したりします。)
質問です。
1.これで、先手良しの結論なら▲24歩△同歩▲同飛△32金・・(従来は△88角成▲同銀△33角▲21飛車成△88角成)
▲24飛車に対して△32金が一般的な定跡になるんでしょうか?(8筋逆襲型だと只の角交換型振り飛車のような気もします)
2.△32金と対応するとゴキゲン中飛車特有のメリット?がどのように消滅するのでしょうか?(久保棋王の感想より感じた事です。)
3.どうしてゴキゲン中飛車が消滅するとプロ棋士は感じるのでしょうか?(憶測で構いませんので意見を伺いたいです)
4.従来の中飛車とゴキゲン中飛車の区別の方法などを教えて下さい。(イマイチわかりません)
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1・・・5五歩の前に、9四歩と突けばよいのです。
①9四歩なら、そこで5五歩とします。これなら終盤で懐が広いので、後手がより簡単に勝てます。
②2四歩なら、それは普通に3三角を狙えば良いです。この時、5五桂が打てないから後手が簡単に良くなります。
2・・・単純に一歩交換は損なのです。特にこの場合、金が不自由になってしまうことが痛すぎる。角交換型なら交換されても反撃の味があるため、構わないのですが。
3・・・簡単です。成立するなら、みんなそれをやってくるからです。急戦で勝ちやすい、普通に組み合っても一歩交換があるからなかなか負けない。。
4・・・ツノ銀のような4四歩、4三銀型がいわゆる従来の形です。といっても、ここ20年くらい、プロではほとんど現れていませんがね。角道を止めるので、居飛車穴熊に組まれやすいうえ、金銀が分裂するためさらに玉が薄い=非常に負けやすいってなわけです。
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