2012年3月12日月曜日

渡辺明竜王は羽生善治二冠と 大山康晴十五世名人の持つ タイトル獲得合計八十期を...

渡辺明竜王は羽生善治二冠と

大山康晴十五世名人の持つ

タイトル獲得合計八十期を超えますか?


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月刊「将棋世界」12月号(最新号)のP44で、本人がこの件について、

かなり正直に語っていますので、転記いたします。

●「七冠を考えた事はないが、(自分の)タイトル通算獲得数がどのくらいに達するかは考えます。

棋士としての歴史上の評価になりますから」

●「冷静に考えて、大山・羽生(通算80期)、中原(64期)は抜けない。

谷川(27期)米長(19期)は遠い。

そうなると、どこに目標を定めるか、なかなか難しい。まずは10期でしょうか」



<補足>渡辺さんの発言のココロは・・・

谷川・米長の期数は当然抜くつもりだが、まだ数字的に遠いので、目先は10期を目標にする。

という事ですね。大山(80期)・羽生(最終的には100期前後の可能性あり)は、

(・・・多少、謙遜はあるでしょうが・・・)今の判断では抜けないと本人は思っているようです。



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無理だと思います。



谷川九段は超えると思います。



40前後と予想します。


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あっさりと超えると思います。



渡辺竜王は現在27歳でタイトル獲得は竜王7期と王座1期で計8期。

羽生二冠は同じ27歳の時点で既に全タイトルを経験、竜王4期、名人3期、棋王8期を始め計30期以上を獲得していました。

現時点で二十数期の差がついているという考え方がありますが、関係ありません。



(補足)

もちろん計算上は可能性はゼロではないとかなんとか言って、保険をかけたがるhimajin_all_the_peopleさんには異を唱えます。



>大山名人が27歳(1950年)のときの通算タイトル数は名人戦1期だけ。

それは当然です。何しろ1950年にはタイトル戦は名人戦しかなかったのですから。

竜王戦の前身の九段戦がスタートしたのが1950年、その他には王将戦1951年、王位戦1960年、棋聖戦1962年等々で、ないものは獲得のしようがありません。

これは今後、タイトル戦の数が増えるかもしれないことを意味しているのです。

大山時代のタイトル戦と羽生時代のタイトル戦と渡辺時代のタイトル戦では変わってくるのが当たり前です。

加えて今の渡辺明は、絶対強者として君臨する可能性まであり、タイトルを独占する構図は容易に想像できる。



実際問題としては可能性は100%に近いと私は思います。


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80期は十分可能だと思います。計算上ですが....。

大山名人が27歳(1950年)のときの通算タイトル数は名人戦1期だけ。

棋聖戦が年間2期の時代に通年で保持していたのは、6年間だけ。

これで今の渡辺竜王の状況とほぼ同じ条件。



大山名人が最盛期の頃は、全タイトル数が3冠・5冠の時代が長い。

のを考え合わせると、十分80期に手が届く勘定になります。



あとは、渡辺竜王が大山名人並みの強さを発揮できるかどうかですが...。

私は期待したいですね。



<追伸>

ちなみに、

大山名人がタイトルを持っていた期間は27歳~58歳(年度/年・誕生月日は考慮せず)32年間。

これを棋聖戦の「年間2期のダブリ」を考慮すると、年平均タイトル保持数は、(80-6)/32≒2.3。

この式を現在の渡辺竜王に当てはめると、年平均タイトル保持数は、(80-8)/32≒2.5

米長会長の「50歳名人」とすると、(80-8)/24=3

中原名人の「45歳名人」とすると、(80-8)/19≒3.8



改めて晩年の大山名人の偉大さを認識しました。


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まず無理だと思います。



渡辺竜王は現在27歳でタイトル獲得は竜王7期と王座1期で計8期。

羽生二冠は同じ27歳の時点で既に全タイトルを経験、竜王4期、名人3期、棋王8期を始め計30期以上を獲得していました。

現時点で二十数期の差がついているということはそう簡単には埋まる差ではありません。



(補足)

もちろん計算上は可能性はゼロではない、と前置きした上でkouyasan_ginpasouさんの計算には異を唱えます。



>大山名人が27歳(1950年)のときの通算タイトル数は名人戦1期だけ。

それは当然です。何しろ1950年にはタイトル戦は名人戦しかなかったのですから。

竜王戦の前身の九段戦がスタートしたのが1950年、その他には王将戦1951年、王位戦1960年、棋聖戦1962年等々で、ないものは獲得のしようがありません。

「獲得の機会があったのに取れなかった」のと「タイトルそのものが存在しなかった」のを同列に比較するのはさすがに無理があると思います。

加えて今は、当時とは違って、一人の絶対強者がタイトルを独占する構図は極めて想像しにくい。



実際問題としては可能性は限りなくゼロに近いと私は思います。


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まず無理でしょう。大山・羽生・中原の3巨頭の記録には遠く及ばないと思います。但し最低限、米長越えは果たさなくてはなりません。現実的には谷川9段の記録を目指す事になるでしょう。

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