なぜ渡辺竜王は竜王戦でしか活躍出来ないのですか。
竜王位を失冠してからが真価を問われますよね?
その時にどうなるかが見物です。
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(文中敬称略)
渡辺竜王は竜王戦でしか活躍出来ない
…と錯覚している人は(特にここには)多いですよね。
まず、竜王に就く前年(2003年)、史上3番目の若さ(19歳5ヶ月)でタイトル・王座に挑戦。
結果こそ2-3で退けられましたが、途中までは2-1とリード
(この五番勝負の最終局で「羽生の手が激しく震えた」)。
一般棋戦(タイトル戦以外)でも銀河戦2回、ネット将棋最強戦1回、新人王戦1回。
通算成績も306勝144敗=勝率.680(2009年9月末まで)が「並の棋士」の成績とは思えません。
今年も王将リーグに入っていますし、今後タイトルの舞台に出てくる可能性は十二分にあります。
竜王5連覇=永世竜王、という輝かしすぎる戦績ゆえに
その他の棋戦(順位戦など)での成績が人並み(?)に見えてしまうのかもしれません。
比較対象として、「竜王で初タイトルを取った棋士と年齢」を挙げておきます
(順番は古い方から。渡辺竜王の初戴冠は20歳)。
島朗・25歳
羽生善治・19歳
佐藤康光・24歳
藤井猛・28歳
藤井(3連覇)以外は翌年失冠。
渡辺竜王が失冠した後どういう方向に向かうのかは想像し難いです。
確かに「見物」と言えば見物かもしれませんが(言葉はあまり良くないですが…)。
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竜王さえ防衛を続けていれば生活には困らないですからね。
今は森内を倒す事しか頭に無いと思います。
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順位戦でなかなかA級入りできないから、竜王戦以外はパッとしないように見えるのでは?
20代の内にA級入りできないとさすがにまずいが、いずれはA級入りするはず。
豊島五段など次世代の若手が台頭しつつあるが、現在、20代唯一のタイトルホルダーで、羽生名人と互角に渡り合っていることを考えれば、渡辺竜王が若手No.1であることに変わりはない。
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それだけ、タイトルを取るのが難しいからだと思います。現在の順位戦のA級は、タイトルホルダーは、一人もいません。名人になるのはそれだけ厳しいのですが、竜王五期獲得したため既に九段となっています。
たまに、将棋の解説者をする時の彼の直感には鋭いものを感じます。
私は、羽生名人に継ぐ棋界の大物だと思います。
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師範の先生を通じて聞いた話でしかないのですが、本人もそれを相当気にしている様です。
逆に言えば気にし過ぎている事で結果が出ていない可能性もあり、竜王位を失冠してその呪縛から解かれたら一気に加速する可能性もあり得ます。
まぁ今のところは予測でしかないので、そうなってみないと判りませんが・・・。
あまり答えらしい答えになっていなくて申し訳ございません。
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