2012年3月8日木曜日

2/5放映の将棋NHK杯山﨑渡辺戦で、終盤後手の渡辺玉に詰みはありましたか?

2/5放映の将棋NHK杯山﨑渡辺戦で、終盤後手の渡辺玉に詰みはありましたか?


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3二歩以下、後手がどう対応しても即詰みでした。



3二歩、同銀、2二銀、同玉、1三金、同玉、1九飛、

1四歩、同飛、同玉、2六桂、1三玉に1四歩と打ちましたが、

ここで1九香と打てば、以下2二玉と逃げると1二香成、2三玉、

1四金までの5手詰めでした。

ちなみに1四歩で2三玉と逃げた方が手順は長いですが、詰みます。



1四歩、2三玉、2五香に2四桂が逆王手になって逆転しましたが、

2五香で1三歩成、同玉、1九香とやりなおすのもありました。

2四桂の逆王手となっては、詰みはありません。



それにしても昨日の終盤戦はすごかったですね。



↓確かに1四歩の中合いがあって簡単ではないですね。

3四金、2二玉には、3三金で同銀には、1二と、2三玉、1三香成、2四玉、1四成香。

3一玉には2二金、同玉、1二香成、3一玉、2一と、同玉、2三桂。

が簡単ですね。バラしても詰みますが、結構大変そうです。。。



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2六桂、1三玉、1九香、1四歩、同香、2四玉、2五金、2三玉、3四金、2二玉、1二香成、3一玉以下ばらばらにして詰みます。

1四歩の中合があって、30秒で読みきれなかったのだと思われます。歩のなり捨てのやり直しも、歩切れになるため、「やり直し」なのかどうなのか、やはり30秒では確認し切れなかったでしょう。

1四歩が敗着のようででした。即詰みはありましたが、あれも将棋です。

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