将棋で王将と玉将はどちらが使うのかきまってるんですか?
たとえば、先手・後手とか上座・下座みたいな、きまりがあるのですか?
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上位者が「王将」を使います。
上位者が上座に座るので、「上座=王将」とも言えますが、
公開対局(NHK杯やJT日本シリーズなど)の対局場には上座・下座という概念がない(カメラ・観客から見て左が先手となる)ので、
上位者=王将、が正解です。
先手・後手は全く関係ありません。
棋士には「席次」というのがあり、
①竜王と名人
②上記以外の5つのタイトル保持者
③永世称号有資格者
④「前名人」「前竜王」
⑤段位の高い棋士
※同順位の場合は「棋士番号(四段のなった順番に番号が付されている)」の若い方が上位(③を除く)。
※③は「最初の永世称号資格を得た日付の早いほう」が上位。永世称号の種類は関係ない。
※④は名人・竜王を失冠した棋士が1年間名乗ることのできる称号で、名乗るのを拒否することもできる。
名乗らなかった場合は席次での④は適用されない。
例えば2008年に名人を失冠した森内俊之九段は「前名人」を名乗ることもできたが名乗らなかった
(森内九段は「十八世名人」=③なので、名乗っても席次が変わらないから、という理由もありそう)。
これに従って上位者(王将を使い上座に座る棋士)が決まります。
例えば、今のように「名人」と「竜王」を持っている棋士が異なる場合は、
棋士番号の若い羽生名人が最上位、次が渡辺竜王、という感じです。
ただし、タイトル戦ではそのタイトルを持っている人が上位者=王将を用います。
名人・竜王でも、それ以外のタイトルに挑戦する立場の時は「玉将」を使います。
…以上はプロ棋戦での場合。
アマチュアでも双方段位がわかっているときは段位の高いほうが王将を使うのが一般的。
わからない時・同じ時はお互いの社会的地位?で決める(相手が上司とか年上だったら王将を譲る、みたいな)のがいいでしょう。
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強い人が王で、弱い人が玉。
弱い人が先手なので、先手が玉になるとか。
でも、中国とかは、王よりも玉(お宝。先祖代々の宝ってやつ。)の方が位が高かったりするそうです。
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上位者が王将
下位者が玉将
を使う習慣があります
タイトル戦などでは
タイトル保持者が王将使っているようです
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